大腸内視鏡検査(当日)

「ぐるぐるー」とおなかを鳴らしながら

9時に病院へ行くと、ムーベンを渡されます。

ムーベンとは腸の洗浄液なのですが、

これを2時間かけて2リットル飲みます。

飲んでる途中で今度はおなかが「ごろごろ」言い出してトイレへ。

大体10回近くトイレへ行くと、腸が綺麗になるようです。

看護婦さんに「合格」と言われ、いよいよカメラ挿入です。

 

これがめちゃくちゃ痛い!

痛みに強い私ですが、久々に「いてぇ!!!」と叫びました。

最初はカメラを操作する女医さんと看護婦さんがやってくださってたのですが

あまりの痛みに身悶えする私を見かねて男性の看護師さんも参加。

私のおなかを直接押したり伸ばしたりして、なんとかかんとかカメラを最奥まで挿入。

あとで教えていただきましたが、「痩せてる方は腸が狭いから痛い」とのこと。

 

女医さんは何度か「カメラが痛い?押してるのが痛い?」とか聞いてたけど

そんなのどっちかわかんねぇ、とにかく痛いんだよ!と思いながら…。

涙を流しながらとりあえず検査は終了。

「ひどい目に遭ったから30分ほど寝ていってね」とベッドに寝かされてたのですが

主治医の先生が来られて「この後、診察受けてくださいね」とのこと。

 

「この画像ねー、生検してないから断言しないけど、絶対良くないんですよね。

んー、たぶん絶対取らないといけないやつなんです」

「かなり大きいし、できるだけ早く取ったほうがいいですね」

まさかまさかの結果でした。

この年齢でこんなことになるとは…。

 

「じゃあ、6月の腸炎もこれが原因で…?」

「いや、関係ないですね。腸炎は疲れとかストレスとか

様々な要因で偶発的に起こったものだと思うんですけど

それがないと大腸カメラしてないでしょ?こんな早く見つかってよかったですよ」

先生のこの言葉でストンと納得できました。

 

あー、守ってくれてるんだなぁ。

いつも手を合わせてる人達、一生懸命気づかせてくれたんだなぁ、と。

来月手術ですが、きっと無事に終わると思います!